喉のつまり感の症状とその原因、治療方法

特段風邪をひいている
というわけでもないのに、
喉が気持ち悪い、
そんな症状に悩まされている方も
多いものです。

今回は喉のつまり感について、
通常感じがちな症状、
考えられる原因、
さらに治療方法について
お話していきましょう。

喉のつまり感の症状とは？

まずは喉のつまり感には
具体的にどんな症状があるのかを
見ていきましょう。

・実際に異物はないのに
詰まった感覚や、
引っ掛かりを感じる
・喉がつかえた感じがする
・食べ物を飲み込みづらい
・咳や嗚咽がでそうになる

このような症状を感じるにも関わらず、
実際にのどに何かがつまっていたり、
腫れなどの症状がないのが特徴です。
また息苦しさを訴えることもあります。

それでは、喉のつまり感でが起こった際に
考えられる原因を
いくつかご紹介していきます。

1.逆流性胃腸炎
胃酸が逆流してしまい、
のどに違和感やつまり感がでてしまいます。
ゲップが出やすいのも特徴です。

2.ストレス
ストレスを受けることで
自律神経のバランスが崩れ、
喉のあたりに違和感を訴えます。
ストレスがより強くなると
咳などが繰り返しでることもあります。
ストレスによる喉の詰まり感は
ヒステリー球とも呼ばれます。

3.頸椎椎間板ヘルニア
首の骨の間にある椎間板が
突出することで、
喉に違和感を覚えることがあります。
また椎間板ヘルニアまで進行していなくても、
姿勢などの影響で
ストレートネックになることで
喉がつまっていると感じるケースもあります。

では最後に、
喉のつまり感に対する治療法を
ご紹介していきましょう。

まずは喉自体に異常がないのか、
風邪などの恐れがないのかを
確認する必要があります。

逆流性食道炎の場合は
消化器内科などで
治療が行われます。
薬物療法が主となり、
胃酸を抑える薬や
胃の働きを活発にする薬などが
処方されます。
それでも改善しない場合は、
胃酸が逆流しないように
弁を手術によって修復させる治療が
行われます。

ストレスが原因の場合は、
ストレスを緩和する薬が処方されたり、
定期的なカウンセリングなどが主となります。

椎間板ヘルニアや
ストレートネックといった、
首の骨に異常が起こっている場合は、
頸椎の調整を行う必要があります。
また首のずれが骨盤から
もしくは足底からなど、
別の部位の代償として
起こっている場合もありますので、
身体全体のバランス調整がかかせません。

喉のつまり感は
痛みなどではありませんが、
常にスッキリせず、
物事への集中力も低下しがちです。

まずは何が原因であるかを
検査で調べてもらい、
早期治療が大切です。