動悸・不整脈の症状とその原因、治療方法
突然起こる動悸、
そして不整脈は
不安をかきたてるものです。
正しい知識を持って対処する為にも、
動悸・不整脈が起こる原因と
治療方法を知っておきましょう。
動悸・不整脈の症状とは?
動悸というと、
急に心拍数があがり
胸がキュっと痛くなったり
不快感を覚える症状です。
またそういった時に
同時に感じることが多いのが
不整脈です。
不整脈は脈拍が急激に早くなったり、
遅くなるなど乱れを起こしている状態です。
普段は脈拍を感じることはないでしょうが、
こういった時は自分の脈が
耳の奥で聞こえるなどの症状が
起こることもあります。
動悸・不整脈は
息切れや身体全体のだるさを
併発することもあり、
特に不整脈で頻脈になると
めまいが起こり
最悪意識を失ってしなうこともあります。
これは脈拍が
1分間にうつ回数が増えると
心臓が送りだす血液の量が
間に合わなくなるためです。
また逆に脈が少なくなっても
心臓がわずか数秒ですが停止してしまい、
めまいなどを誘発するのです。
動悸・不整脈の原因は?
動悸・不整脈が起こる原因として、
狭心症や心筋梗塞の初期症状という
可能性も潜んでいます。
こういったケースは
心電図検査などで異常が出た際は
念のため検査をしておくことが大切です。
もう1つの原因として
自律神経の乱れがあります。
睡眠不足だったり、
仕事や家庭でのストレス、
極度の緊張状態などが続くと
動悸や不整脈を引き起こしてしまうのです。
ストレスは交感神経を緊張されることから、
全身の筋肉にも大きな負担を与えます。
動悸・不整脈における一般的な治療方法
もし動悸・不整脈が
1週間以上続くといった場合は、
心臓になんらかの異常がある場合も
考えられますので
循環器内科などを
受診することをおすすめします。
ストレスなどが
原因となっている場合は、
それを取り除くことが先決ですが、
そうもいかないことも多いでしょう。
誰かにストレスとなっている状況を話したり、
客観的にアドバイスをくれる心療内科などで
一度カウンセリングを受けることも
視野に入れて考えましょう。
また緊張した身体自体を
リラックスさせてあげるという意味では
整骨院などで
身体のケアをしてもらうのも
1つの方法です。
動悸・不整脈が起こると
誰しも心配になるものです。
まずはご自身の生活習慣の見直しも踏まえた改善と
念のための健康チェックを早めに行いましょう。