交通事故の症状とその特徴、治療方法

予期せぬタイミングで
交通事故にあってしまい、
その後の後遺症に悩まれている方も
多いものです。

もらい事故もあったりするなど、
交通事故は身近で
誰にでも起こりうるケースです。

交通事故の後に感じやすい症状と
その特徴、さらに治療方法について
確認していきましょう。

交通事故で感じる症状とは？

まず交通事故の後に感じやすい症状から
ご紹介します。

骨折や打ち身といった
外傷以外に多い症状としてあるのが「
むちうち症」です。

首が重だるい、首が痛い、
頭痛や吐き気を感じる、
めまいや目のかすみ感、
手足のだるさやしびれ感
といったものがあります。

ただし骨折などの外傷とは異なり、
レントゲンやMRIなどの検査に
反応がでないというのも特徴です。
これは痛めている部位が筋肉だったり、
神経であるため、
骨を写すレントゲンや
軟骨組織を写すMRIでは
確認できないのです。

むちうち症は、
予期せぬ状態で後方から
もしくは側方からなど
強い力で衝撃を加えられることにより、
首が振り子のように大きく振られ、
筋肉損傷や時には中の神経まで
傷めてしまった状態です。

神経への損傷が大きいと
手にしびれがでたり、
握力が低下するなど
後遺症にも繋がりやすくなります。

またむちうちの症状は
天気が悪い時などに
症状が強くなるというのも特徴的です。

交通事故の後に出やすい症状の代表として
「むちうち症」が多いことは
前述した通りですが、
やっかいなのは、
直後には症状がほとんどでないことです。

その為、交通事故にあったとしても
特に異常はない、怪我もないと
勘違いしてしまい放置しがちです。
そして2週間とか長い時には
1カ月程度経過した頃に、
首のだるさなどの症状に
見舞われてしまうのです。

そこでもし交通事故にあった後に
特段痛みや不調がなくても、
病院を受診しておくことを
おすすめします。
後遺症が残ったり、
治療を保険処理をするには
病院での診断書が必要となるので
覚えておきましょう。

では最後に交通事故における
むちうち症の治療方法を
確認してきましょう。

多くの方が
ひとまず整形外科を受診することが
多いものですが、
前述した通り
レントゲンなどに反応が出ないため、
牽引などの物療が主となります。

整骨院などでは、
傷めてしまった筋肉を
修復する為に
ストレッチやマッサージなどで
血流をあげるなどの治療を
行っていきます。

また関節部位に
炎症やズレが起こっている場合は、
これらの矯正も行っていきます。

いずれにしても、
通常の肩こりなどと比べて
治療にも時間がかかるのが通常です。

しかし早期に治療をすることで、
後遺症になる可能性も
軽減できますので、
必ず治療を行いましょう。