不眠の症状とその原因、治療方法

睡眠に関する
さまざまなトラブルに
悩まされている人は
年々増加傾向にあります。

その症状は昼間に眠気が起きるなど
日常生活に支障をきたすものから、
軽度なものまで様々です。

具体的な症状から
不眠を引き起こす原因、
そして治療方法についてご紹介します。

不眠の症状とは？

不眠の症状は
単に眠れないということに限りません。
布団に入ったものの
寝付きが悪い入眠障害もその１つです。

また、一度は眠りについたものの
夜中に何度か目が覚める中途覚醒や、
朝早くに目が覚めて眠れない
早朝覚醒というものもそれに当たります。
さらに眠ってはいるものの
疲れが取れない、眠った気がしないという
熟睡障害の症状もあります。

これらの症状が起こることによる
二次症状として、
昼間の眠気や集中力や注意力の低下、
身体の疲れ、頭重感などを
感じやすくなります。

続いて不眠になってしまう原因を
確認していきましょう。

1.睡眠環境によるもの
眠っている部屋が
外の街灯の光が入ってくるなど明るい、
外から聞こえる音や声がうるさいといった
睡眠環境が整っていないことがあげられます。

2.生活リズムの乱れによるもの
夜勤があるなど
仕事のシフトなどの影響で
生活リズムが乱れてしまうことも
昼夜逆転になってしまうことから
不眠を引き起こします。

3.服用している薬によるもの
服用している薬の成分が影響をして、
その副作用として
不眠を引き起こすものがあります。

4.心理的な要因
ストレスを抱えていたり、
不安なことを抱えていると、
交感神経から副交感神経に
うまく切り替わらず、
なかなか眠れない、夢ばかり見る
といった状態が起こります。

不眠によって引き起こされる
各種症状に対する治療法としては、
まずは睡眠環境を整えることや
生活リズムを戻していくことが
先決となります。

しかし心理的な要因や
うつ病などが潜んでいる場合は、
病院では薬を使用した両方が
主に取られます。
また最近では睡眠外来といった
睡眠を専門とした科も存在することから、
光を用いて生体リズムを整える方法や
睡眠に関する認知療法など
様々な方法が取られます。

不眠はこじらせると、
日常生活にも大きく影響を及ぼすことから、
早めの対処を心がけましょう。