更年期障害の症状とその原因、治療方法

多くの女性が経験する更年期障害は
さまざまな症状が発生します。
また最近では、
閉経前のまだ若い女性に起こることも
増えています。

そんな更年期障害の症状と原因について、
さらに治療方法についてお届けします。

更年期障害の症状とは？

まずは更年期障害で起こる症状について
以下にご紹介しましょう。
・顔などのほてり、かーっと熱くなる、
のぼせる
・肩こりや頭痛、手足にしびれがでる
・耳鳴り、めまい、ふらつきなど
・動悸
・胸の痛み
・むくみ感
・冷え症
・汗をかく量が増える
・抜け毛が増える
・疲れやすくなる
・排尿の頻度が増える
・物忘れが増える

これら身体に起こる症状とは別に
気持ちの面でも、
下記のような状態が起こります。

・イライラする
・不安感が強くなる
・神経質になる
・気分が沈むなど、うつがちになる
・眠れないもしくは眠気がつよくなる
などの睡眠障害

一般的に閉経後の女性に起こりやすいのが
更年期障害ですが、
個人差があり
すべての人に起こるとは限りません。
また最近では
男性でも更年期障害が起こるとされています。

更年期障害の原因は？

では更年期障害はなぜ起こるのかという
原因を探っていくことにしましょう。

一般的に女性におこる更年期障害の原因は
女性ホルモンの減少が原因である
とされています。
女性の身体に
大きな影響を与えているホルモンは
エストロゲンとプロゲステロンの2つです。

その中でも、
卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲンに
分泌量が減少することが
大きく影響しています。
このエストロゲンは20歳を境に、
徐々に減少し始め
40代頃から一気に減少量が増え始めます。
エストロゲンは
自律神経のバランスを整える働きがあるため、
それが崩れることで
様々な症状が
心身ともに起こってくるのです。