腰痛の各種症状と原因、治療方法

今や腰痛は現代病ともいわれ、
4人に1人は腰痛持ちであるともいわれます。
テレビの健康番組でも腰痛特集なるものが
組まれているのを目にする機会も多いものです。

このように非常に私たちに身近な症状である
腰痛の症状と原因について、
そして治療方法についてご紹介しましょう。

腰痛とその症状とは？

まずは腰痛の症状についてお話していきます。

腰痛と一言で言っても
実はその症状は様々であることを
ご存知でしょうか？
・ズキズキ痛む
・重だるい
・腰を曲げると痛い
・腰が伸びない
・腰が抜けそうな感覚になる
・腰から足にかけてしびれ感がある

またこれらの痛みを感じるタイミングにも
個人差があります。

・朝、顔を洗うのに腰が曲げにくい
・靴下を履くのに腰が痛い
・朝起きると腰から足に痺れを感じる
・朝は腰が辛いが徐々に痛みが増す
・夕方になると腰が重だるくなる
・ずっと座っていると腰が痛くなる
・立ち仕事をしていると
腰が痛くガクンと崩れそうになる

つまり腰痛と言っても
人によって痛み方もタイミングも、
その部位さえも異なるのです。

腰痛の原因は？

腰痛を１つの病名として捉えがちですが、
上記でもご紹介したように
非常に多くの症状があります。
そうなると当然痛みを起こしている原因も
１つだとは考えにくいものですよね。
実際に腰痛と一言で表現される症状も、
それぞれ異なる原因から痛みが起きているのです。

ここでは腰痛の種類によって異なる原因を
パターン化してご紹介していきますね。
1.筋肉性の原因→筋膜炎症
2.関節部の捻挫→骨盤捻挫、腰椎捻挫
3.関節部の拘縮→腰椎椎間関節症
4.関節部の亀裂、ズレなど
→腰椎分離症、腰椎すべり症
5.神経圧迫によるもの
→梨状筋症候群、腰椎椎間板ヘルニア

こうやって病名を並べると
非常に難しく感じがちですが、
主に5つの原因で起きている
ということを知っておいてください。
以下にもう少し分かりやすく
原因をご紹介しますね。

1.同じ姿勢を続ける事、
重いものを持つことで
筋肉に疲労が溜まることが原因で起こる腰痛
2.骨盤や腰の骨の関節を守っている靭帯が
伸びたり切れたりすることによる捻挫によるもの
3.姿勢の悪さなどによる
腰の骨の動きの悪さによるもの
4.仕事の姿勢、スポーツ時の体勢などにより
過度に腰を反らすことで起こる腰痛
5.筋肉、関節のズレなどによる
神経が圧迫されることで起こる腰痛