右側だけが痛い腰痛は病気の可能性もあり?
何故か右側の腰だけが痛んでスッキリしない
そんな時に考えられる原因をいくつかご紹介しましょう。
筋肉性の物だけでなく、病気の可能性もあるので
実は要注意ですよ。
右側の腰痛で怖いのは内臓の異常
右側に腰痛を感じる時に、ただの筋肉の使い過ぎ
などであればいいのですが、
中には病気が原因で痛みが右側に
出ていることもあります。
そこで、右側の腰が痛むときに考えられる
臓器の異常を見ていきましょう。
・肝臓
・すい臓
・虫垂炎
・上行結腸など
これらの場合は腰痛だけではなく
お腹の痛みを伴うことが多く見られます。
また女性が気にしておきたいのは
卵巣や子宮に異常があることが
原因となっているケースです。
この場合も腰痛だけでなく下腹部にも
違和感や痛みを併発しがちです。
骨盤の歪みによるもの
左と右を比べると圧倒的に多いのが
右側の腰の痛みです。
右利きの人が手も足も多いということも
関係しています。
歩くときなども、利き足である右側に
体重をかけることが多かったり、
足を組むにも右を上にして組むことが
多いといったことが影響するのです。
身体の中心部である骨盤がゆがんでしまうと
その上にある背骨にも歪みが生じます。
しかし目線は保たないといけないので
背骨が腰から首まで歪みを起こし右側に痛みを起こします。
筋肉バランスの違いによるもの
野球やテニスなどスポーツをする人に
多く見られますが、
いつも右打ちといった具合に同じ方向にばかり
筋肉を使っていると、左右の筋肉バランスが崩れてしまいます。
この左右のバランスの違いで筋肉が
右側だけ柔軟性を無くして、重痛く感じたり、時には痺れ感を感じることもあるのです。
その為、スポーツをする方は本来は
片側だけのオーバーユース、使い過ぎにならない為に、
右側で素振りをしたら左側での素振りをする
といった均等な使い方が大事になってきます。
この筋肉バランスの違いは
仕事などで重いものを持つなど負荷がかかることを
している人も同じことが言えます。
腰痛が辛い時、動作で痛んだり
体勢によって痛みが出るという場合は
歪みや筋肉性の可能性がほとんどです。
しかし内蔵の異常からくる痛みが
隠れていることも多い為、その他の症状があれば
内科を受診することも視野に入れておきましょう。