腰痛にストレッチは効果的?どんなストレッチがおすすめ?
多くの人が悩まされている
腰痛の解消や予防に、腰痛体操なるものもありますね。
今回は腰痛にストレッチは効果的なのか?
またどんなストレッチがおすすめなのか
について考えていきましょう。
腰痛にストレッチは効果的か?
結論から申し上げますと
腰痛にストレッチは有効です。
ただし、腰痛の種類によっては
痛みが増したり、逆効果のこともあることを
知っておきましょう。
いわゆる慢性腰痛と呼ばれる
重だるい腰痛、身体が伸びにくい腰痛などは
ストレッチが非常に効果的です。
腰だけではなく下半身の筋肉を
ストレッチしてやることで、股関節周りの動きが
良くなり腰痛が改善しますよ。
また、ぎっくり腰や足に痺れなどがある
腰痛の場合は、
やり方によって悪化することも
ありますのであまりお勧めできません。
腰痛にはハムスト・ふくらはぎのストレッチを
腰痛があると、腰を伸ばしたり
捻ったりしてあげるといいように感じますが、実は違います。
腰がスムーズに反らないのは
骨盤・股関節周りが硬くなっていることが
影響しています。
そこで、骨盤や股関節についている
太ももやふくらはぎの筋肉の柔軟性を上げることで
骨盤がスムーズに動きだし腰への負担が減るのです。
ではここで1つ
ハムスト・ふくらはぎを伸ばすストレッチをご紹介しましょう。
1.絨毯などの上に両ひざを伸ばして
長座の姿勢で座ります
2.右膝を軽く曲げ、後ろに折りたたみます
3.右手で、伸ばした左足の足首に手を伸ばして、10秒キープします
※この時膝が曲がらないように、左手で左足の膝を抑えておきましょう
4.長座に戻し、今度は左膝を軽く曲げ、後ろに折りたたみます
5左手で、伸ばした右足の足首に手を伸ばして、10秒キープします
こうすることで、太ももの裏にある
ハムストリングスからふくらはぎがしっかりと伸ばされます。
息を止めずにいた気持ちいい
強さで行ってくださいね。
両足同時に行うと左右の筋肉の固さは違うことが多い為
うまく筋肉が伸びてくれません。
そこでご紹介したとおり片足ずつ行ってくださいね。
腰痛には四頭筋のストレッチを
足の裏面を伸ばした後は
太ももの前側にある大腿四頭筋のストレッチをしていきましょう。
1.絨毯などの上に両ひざを伸ばして、長座の姿勢で座ります
2.右ひざを曲げ、膝から下をお尻の下に敷き込むようにします
※左足は膝を伸ばしたままです
3.身体の後ろに両手をつき、ゆっくりと上体を後ろに寝かします
4.右の太ももの伸びてくる位置で10秒ストレッチしてください
5.長座に戻し、今度は左ひざを曲げ、膝から下をお尻の下に敷き込むようにします
6.身体の後ろに両手をつき、上体を後ろに寝かして、左太ももの前を10秒ストレッチします
筋肉は前後・左右のバランスが大切です。
そこで、この2つのストレッチで
下半身を柔軟にしてやり腰痛解消及び予防に努めましょう。
もしやり方が分かりにくければ
いつでも聞いてくださいね。