めまいで病院にかかるなら何科?どんな検査があるの?
こんにちは、病院では治らない症状を改善させるプロ
福井市のおぐら鍼灸整骨院院長の小倉です。
急に今までにない症状を感じると不安になり、
とりあえず病院で調べてもらおうと思うものです。
今回は、めまいの症状にスポットあて、いったい何科を訪れればいいのか、
そしてそこではどんな問診や検査がなされるのかをご紹介します。
めまいは何科へ行けばいい?
めまいと一言でいってもその原因は様々なので、どこに行けばいいのか悩む方も多いでしょう。
そこでめまいを見ている科にはどんな科があるのかを以下にご紹介します。
・耳に原因があるめまい→耳鼻咽喉科
・脳に原因があるめまい→脳神経外科
・心理的なストレスなどが原因になるめまい→心療内科
・肩こりや頭痛を伴うめまい→整形外科
ただ、自分では何が原因かは決めかねるものです。
そんな時は、ひとまずかかりつけの内科を受診しましょう。
そこで一度症状を診てもらい適当な科を紹介してもらうのが安心です。
めまいの問診事項
病院では検査を行う前に、まずはしっかりと問診してめまいの状況を確認し、
考えられる原因を絞っていきます。
先生からは以下のようなことを聞かれるので、
病院へ行く前に自分でも整理しておきましょう。
・めまいの種類(ふわふわする、グルグルする、フラツク)
・めまいの強さ
・めまいが起こるタイミング
・めまいの継続性
・耳の聞こえはどうか?
・めまいと同時に起こる症状はないか?
病院でおこなうめまいの検査
問診を行いある程度、原因を絞った後は、
さらに原因を特定するために様々な検査を行います。
どのような検査があるのかを具体的にご紹介します。
・聴力検査
→難聴が起こっていないのか、低音・高音など聞こえにくい音がないかを確認します。
耳の内部の内診も行います。
・MRIなど画像検査
→脳から来ているめまいではないのかを確認するために、
MRI画像を取ったりCTスキャンを行うなどして脳の異常を調べます。
また身体のバランスをとるのに関係している小脳の異常を調べます。
・眼振検査
→フレンツェル眼鏡という特殊な眼鏡をかけ、
目を左右・上下に動かしたときの眼球の動きを確認します。
・体平衡検査
→バランスが崩れていないのかどうかを調べるために
足踏み検査や片足立ち検査で平衡感覚を調べます。
・温度刺激検査
→仰向けになり30度程度頭を上げた状態で行う検査です。
耳の外耳道に温水又は冷水を注ぎ入れ、
外側半規管を刺激することで眼球の動きを確認します
めまいは病院でもなかなか原因が特定できず、治りづらい方も多いものです。
ただし、万が一脳の血管などに異常があると命にかかわってしまいます。
そこで、一度は外科的に異常がないかの確認をしておくことをおすすめします。