めまいが辛い！そんな時の応急処置に知っておきたいツボ対処法

こんにちは、病院では治らない症状を改善させるプロ
福井市のおぐら鍼灸整骨院院長の小倉です。

急なめまいが起こると不安にもなりますし、
しばらく動けないなど非常に辛いものです。
そこで今回はめまいにお悩みの方におすすめの対処法として、
めまいに効果的とされるツボをご紹介します。

内耳機能を高めるツボ「翳風（えいふう）」

まず1つ目にご紹介するツボは、頭部にある「翳風（えいふう）」と呼ばれるツボです。
めまいは、内耳の異常が原因で起こるともいわれますが、
このツボにはそんな内耳の機能を高める働きがあるとされています。

「翳風（えいふう）」と呼ばれるツボは、耳たぶの後ろ側にあります。
耳たぶから後方に指を沿わせていくと、ストンと骨の上に落ちますが、
「翳風（えいふう）」はちょうどその下にあります。

左右の耳たぶの後ろ側にそれぞれあり、
めまいのほかに耳鳴りや難聴、立ちくらみなどにも効果があるとされています。
人差し指の腹部分を「翳風（えいふう）」にあて、
ゆっくりと優しく押しながらグルグルと刺激を与えましょう。
5秒間ずつの刺激を、左右10回ずつ行うのが効果的です。

2つ目のツボも頭部にある「百会（ひゃくえ）」です。
ちょうど頭頂部にあるツボで、
頭を縦半分に割る線と水平後方に半分に割る線の交わる部分に位置します。

頭部の血流を良くすることで、めまいを改善させる効果があるとされています。
それ以外にも頭痛の改善や自律神経を整えるのにも有効だとされているツボです。

強く押し過ぎると痛みがある部位なので、
力加減をしながら身体の中心部に向かって息を吐きながら3秒ほど押して、
ゆっくり緩めるというのを10回程度繰り返してください。

3つ目にご紹介するツボは、手の甲にある「中渚（ちゅうしょ）」です。
身体の中の水分の流れを正常にすることで、
めまいや耳鳴りなどの耳の不調を改善させるツボとされています。

「中渚（ちゅうしょ）」の場所は、手の薬指と小指に間に位置します。
2本の指の股部分から、手首に2～3センチ下がったところに痛みを感じる部分があります。
そこが「中渚（ちゅうしょ）」です。

左右の手にツボはありますので、逆側の中指の腹を使い、
2秒程度強めに痛みを感じるぐらい押します。
この時息を吐きながら押すのがポイントです。
その後、ゆっくりと力を緩めるのを10回程度繰り返しましょう。

外出先などで急なめまいが起こった際には、呼吸を落ち着け、
安静にしたうえでご紹介したツボを刺激してみて下さい。
場所や押し方が分かりにくい方は、お気軽にお問い合わせくださいね。