心臓疾患以外に考えられる動悸を引き起こす身近な4つの原因とは?
こんにちは、病院では治らない症状を改善させるプロ
福井市のおぐら鍼灸整骨院院長の小倉です。
急な動悸は非常に不安になるものです。
最も思いつきやすいのは心臓の異常や循環器の問題ですが、
それ以外にも身近にある動悸の原因についてご紹介します。
1.心理的ストレス
動悸の原因1つ目は心理的なストレスであり、以下のような場面が想定されます。
・大勢の前で話したり発表をしなくてはいけないなど極度な緊張を強いられる場面
・人前で恥ずかしい思いや失敗をして顔が真っ赤になる場面
・物事がうまく行くだろうかという不安な気持ちが強くなる場面
このような場面が多く続いたり、長時間ストレスを抱え続けると、
自律神経のバランスが崩れ動悸が起こりやすくなります。
2.貧血によるもの
動悸の原因2つ目は貧血によるものです。
日頃から貧血気味の方など、
血液中のヘモグロビンの量が減少した時などに動悸が起こりがちです。
特に女性は月に1度の生理があるため、貧血を起こしやすかったり、
ダイエットなどによる栄養不足から
鉄欠乏性貧血を起こしてしまうことも少なくありません。
貧血になると、ヘモグロビンが減少し酸素の運搬能力が低下してしまいます。
酸素が少なくなると、
心臓は頑張って多くの血液を送り出そうとして、動悸につながるのです。
3.バゼドウ病(甲状腺機能亢進症)
動悸の原因3つ目はバゼドウ病(甲状腺機能亢進症)です。
喉仏のあたりにある甲状腺が作り出すホルモンが過剰に分泌されてしまう症例です。
20代や30代といった比較的若い女性の多いのが特徴のバゼドウ病は、
体温が上昇し汗を大量にかくようになります。
その結果、脈が速くなり動悸が起こりやすくなるのです。
4.更年期障害
動悸の原因4つ目は更年期障害です。
閉経した後、女性の多くは顔のほてりや動悸、イライラ感などを訴える更年期障害を発症します。
これは閉経により女性ホルモンのバランスが急激に崩れることが原因となるのです。
急にドキドキしたり、汗を多くかくなど動悸をはじめとする様々な症例を引き起こします。
動悸と一言で言っても、その原因は多種多様です。
特に女性に起こりやすい症例でもあります。
自己判断することなく、何か不安な点がありましたらご相談ください。