病院でも異常なし!喉のつまり感を引き起こす身近な2つの原因とは?
こんにちは、病院では治らない症状を改善させるプロ
福井市のおぐら鍼灸整骨院院長の小倉です。
特に食べ物が詰まっているわけでもないのに、喉がつかえた感じがして気持ち悪い。
食事をするときに食べ物を飲み込みにくい。
今回は、スッキリせず非常に不快な喉のつまり感の原因についてお話していきます。
喉のつまり感ってどんな症状?
喉のつまり感、喉の違和感、喉の痛みなど、様々な表現をされることから、
どんな症状のことか分かりにくい方もおられるでしょう。
そこで、今回は喉のつまり感の症状について少しご紹介します。
・喉にアーモンドなどが詰まった感じ
・喉に魚の骨が引っかかった感じ
・呼吸をする際に息がしづらい
・喉に違和感がある
つまり実際に食べ物を食べる際にも、
そうではなく呼吸をする際にも違和感やつまり感があるのです。
唾をのみ込む時に違和感がある、
ひっかかりを感じる方も少なくありません。
喉のつまり感の原因1
まずは喉のつまり感の原因のうち1つ目から確認していきましょう。
この自律神経のアンバランスより感じるこの症状は
「ヒステリー球」という呼ばれ方もします。
喉に感じるつまった感じを引き起こす原因のうち、
喉自体に異常がないものとして最も多いのが「ストレス」によるものです。
私たちは、会社や家庭における子育て、
近所づきあい、友人同士など様々な場面でストレスを抱えています。
そこで受けるストレスの積み重ねが自律神経のバランスを崩してしまいます。
ストレスより、喉や胃腸の蠕動(ぜんどう)運動がスムーズに行われなくなり、
喉が詰まった感覚が起こります。
また食道が締め付けられるように感じますが、
実際に内視鏡で検査を行っても異常がないといった症状が見られます。
喉のつまり感の原因2
2つ目は、姿勢の問題です。
姿勢と喉のつまり感というとあまり関係がないように感じるかもしれません。
しかし、長時間の悪い姿勢により喉のつまり感を訴える方が昨今増えています。
姿勢が悪くなると、7つある首の骨=頸椎がもたらす本来の自然湾曲であるS字が崩れます。
ストレートネックという言葉を耳にしたことがある方もおられるかもしれませんが、
首の骨の形がS字の湾曲から真っ直ぐに近い形になってしまいます。
それにより首の前側についている「胸鎖乳突筋」が引っ張られることで緊張し、
喉を圧迫してしまうのです。
この場合は同時に、頭痛や肩こり、吐き気、めまいなども併発するのが特徴的です。
また、原因1でご紹介したストレス過多の状態になると、
人間の視線は下がりがちになり背中も丸くなる傾向にあります。
その体勢同じくも姿勢悪化の要因となり、喉の詰まり感に繋がります。
SNSが普及し、人との関係性が希薄になるにつれ、
人間関係におけるコミュニケーションが取りづらくなり、ストレスも増えがちです。
ストレスをゼロにすることは難しくても、あまり深く考え込まないこと、
そして適度にストレス解消を行うことが大切です。