自律神経失調症に悩む方必見!症状別に知っておきたいおススメのツボ
こんにちは、病院では治らない症状を改善させるプロ
福井市のおぐら鍼灸整骨院院長の小倉です。
自律神経失調症の症状がお昼間のお仕事の際などに出ると非常に辛いものです。
またお薬ばかりに頼るのも、
眠気が出たり依存性が心配だとお考えの方も多いでしょう。
そこで、今回は自律神経失調症の症状緩和に有効とされるツボをご紹介します。
眠れない時におススメ!自律神経失調症のツボ
明日は仕事なのに眠れないというのは大きなストレスとなるものです。
しかし眠りたいと思えば思うほど目が冴えて眠れなくなってしまいがちです。
そんな時に刺激したいのが足の裏にあるツボです。
1つ目は「失眠(しつみん)」と呼ばれ、神経症やのぼせなどを鎮めるとともに
眠れない方に有効とされています。
このツボの場所は非常に分かりやすく、踵のちょうど真ん中に位置します。
親指で「失眠(しつみん)」をじんわりと20秒程度押してください。
テレビを見ながらでも簡単にできますので是非試してみてください。
割とお肉がある部分ですので、
軽くこぶしで叩いてやり、親指か棒のようなもので押してやると効果的です。
このツボはむくみ解消の効果もある為、
足がむくんでだるくて眠れないという症状も緩和してくれます。
また足が冷えていると眠くなりにくいものですが、
足のツボを刺激して血流が促進され温かくなると眠りやすくなります。
ただし、生殖系のツボにもあたるため、妊娠されている方はご遠慮ください。
2つ目は「安眠(あんみん)と呼ばれるツボで、耳の後ろ側に位置します。
耳の後ろ側に出っ張っている骨から、指1本程度下に降りた場所がそのツボです。
安眠のツボ押しのポイントは、
3秒押して一度休憩し、また3秒押すと言う動作を繰り返すことです。
両手の親指を安眠にあて、
手のひら全体を後頭部を包むようにすることで、
安定して親指に力を入れることが出来ますよ。
イライラを押さえる!自律神経失調症のツボ
次にどうしてもイライラしてしまうという時に有効なツボを3つご紹介します。
1.百合(ひゃくえ)
頭頂部にあるツボで、左右の耳を結ぶ線と顔の中心となる線が交わる場所に位置します。
→気持ちを落ち着ける、ストレスを軽減する、頭痛を軽減させる
2.労宮(ろうきゅう)
掌の中央部にあるツボで、中指・人差し指を手のひら側に曲げた際に当たる場所に位置し、
心労が集まる部位とも呼ばれます。
→自律神経を整える、取れない疲れの軽減
3.内関(ないかん)
手首の付け根にあるシワから親指の幅で計測して2本分ほど下に下がった場所に位置します。
→ストレスやイライラの緩和、自律神経を整える
やる気を取り戻す!自律神経失調症のツボ
やらなくてはいけないと思っていてもやる気が出ず、気持ちが乗らないそんな時ありますね。
うまく気持ちを切り替えられたらいいのにと思っている方も多いでしょう。
やる気を取り戻す、暗い気持ちを切り替えるのに効果的とされるツボを2つご紹介します。
1つ目は「風池(ふうち)」と呼ばれ、
首の後ろ側の左右にそれぞれある大きな筋肉と付け根にあります。
後頭骨という頭の骨の最も下側に位置する部分から、指1本分外側にずれた場所です。
頭をスッキリさせ脳を活性化したり、頭痛や肩こりにも効果的なツボです。
左右同時に親指を当て、手のひらで頭を支えながら後ろに首を倒してやると
自動的に圧がかかります。
首を倒す角度で力加減の調整もできますよ。
2つ目は「天柱(てんちゅう)」と呼ばれ、
先ほどの風池より指1本内側の少し下方にあります。
ストレスによって感じる疲労感の緩和や頭痛軽減の働きを持っています。
ツボの押し方は風池と同じですので、交互に指摘してやるとより効果的です。
いかがでしたでしょうか?
ツボの位置が分かりにくければ、
ツボの名称で検索すると出てきますので確認してみて下さい。
また当院でも場所をご説明できますのでご用命ください。