腰痛対策の筋トレで腰痛を悪化させてしまう理由
腰痛を予防するためには、腹筋や背筋を
鍛えないといけないといわれますね。
しかしその筋トレをすることでかえって
腰を傷めてしまう人もいるのが現実です。
腰痛を悪化させてしまう筋トレの間違ったやり方
傷めない為の筋トレは
まずは何からするべきかを知っておきましょう。
痛みがある時は筋トレNG
腹筋や背筋がないから腰が守れない
痛くなるんだと言われ筋トレをはじめるにしても、
絶対に避けたいのは、腰がまだ本腰じゃない時の筋トレです。
例えば、腰を痛めてしまいまだ完全に治っていない時や
足に痺れなどがある時はまだやってはいけません。
まずは腰痛を治すことに専念すべきです。
腰を傷めた状態で筋トレをすると
当然ですが正常に筋肉が働かない為、
腰をかばってしまい別の部位を傷めてしまう
危険性もあるので注意が必要です。
これは後からご紹介するスクワットにも同じことが言えます。
筋トレ初心者は回数にも要注意
今まで筋トレをしていなかった人が
いきなり筋トレをしはじめると、それだけで大きな負担となります。
その為、インターネットなどで見たやり方に
1セット=10回という書いていたとしても、
無理してその回数をやることは避けてください。
腰を支えている腹筋や背筋を逆に傷めてしまうこともあります。
またそれだけならまだしも、非力な女性がやりがちな
ケースが腹筋で首を傷めることです。
そもそも腹筋が弱い為、いきなり男の人がするのと同じやり方でやると、
身体を起こすのに、首の力で持ち上げようとしてしまうのです。
それを繰り返すことで首の前の筋肉を傷めてしまい
首が回らなくなったり寝違い状態になることもありますので注意しましょう。
まずはスクワットから腰痛対策を行おう
いきなり腹筋・背筋をバンバンやるのではなく、
まずは股関節周りの筋肉である
太ももを鍛えるスクワットからはじめる方法がおすすめです。
これであれば、女性にも無理なく行うことができますし
腰にも負担がありません。
ではやり方をご紹介しましょう。
1.つま先を外側に向け、肩幅より広めに脚を開きます
2.両てのひらを、左右のお尻に当て、骨盤を支えるようにします
※イラストとは手の位置が違う点にご注意ください
3.上体をまっすぐにしたまま、膝が90度近くになるまで
ゆっくりと曲げ伸ばしをしましょう
1セット=10回を、まずは1日1回からスタートしてください。
もちろんこの時も、腰に違和感などがあればすぐにストップしてくださいね。
腰を守る筋肉トレーニングや確かに大切ですが、
いきなり腹筋や背筋に入るのではなく
周りの筋肉から鍛えてあげるようにしましょう。