危険なめまいも有り！めまいに潜む3タイプの病気をチェック

こんにちは、病院では治らない症状を改善させるプロ
福井市のおぐら鍼灸整骨院院長の小倉です。

突然襲うめまいに悩まされている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、めまいを引き起こす病気にスポットを当ててお話していきます。

1.耳の病気によるめまい

めまいと耳というと、あまり関係性が分かりにくいと感じるかもしれません。
しかし耳の中には平衡器官を司る三半規管が存在する為、
異常を起こすとめまいを引き起こしやすい部位なのです。

この場合、自分や周り、例えば天井などがぐるぐる回るといった
回転性のめまいを感じることが主な症状です。
同時に耳の閉塞感や耳鳴りなどを併発することがあります。

代表的な病名を、以下にご紹介しておきますね。
・メニエール病
・突発性難聴
・中耳炎
・前庭神経炎
・外リンパ瘻
この中で、メニエール病は
頸椎と呼ばれる首の骨のずれが影響することも多く見られます。

2つ目は、脳に何らかの異常が起こったことが原因で発生するタイプのめまいです。

患者さんが感じる症状としては、フラフラする、グラグラするといった感じが多く、
特に身体や頭部を動かすことでめまいを感じます。
このタイプのめまいを動揺性めまいと呼びます。

耳の三半規管同様に、脳にも平衡感覚を司る部位が存在します。
それが脳幹、大脳皮質、視床と呼ばれる部位です。

考えられる代表的な病名には以下のものがあります。
・脳腫瘍
・脳梗塞及び脳出血
・椎骨脳底動脈循環不全症
これらの場合は、生命に危険を及ぼす可能性が高いめまいなので、
早期発見早期治療が必要となります。

よくあるめまいを引き起こす原因として、
耳と脳の異常があるということをご紹介しましたが
その他にも、めまいを起こす病気があります。

その代表的なものは、血圧が関係して起こるタイプの以下のめまいです。
・低血圧によるもの
・高血圧によるもの
・不整脈
さらに年齢が高くなると、起立性低血圧を起こし、
立ち上がるときにめまいやふらつきを起こすケースも増えてきます。

また、低血糖が原因によるめまいや、ストレスなどによる心因性のめまいや
更年期障害による不定愁訴症候群といったタイプのめまいも存在します。

めまいには、脳の異常だけでなくさまざまな病気が潜んでいます。
当院で治療できるものもあるので、
まずは検査をして病名をはっきりさせることをお勧めします。