むちうちの治療方法にはどんなものがある？

むちうちになると、
なかなか治らないので病院を転々としているという人も多いものです。
仕事やご家庭の時間を割いて通院しても、
症状が改善しないというのは本人にも非常にストレスなものですね。

今回は当院で行っているむちうちの治療方法について
少しご紹介していこうと思います。

むちうちの原因は1つではない

みなさん、むちうちというのは病名だと思っていませんか？
むちうちは病名ではなく、
むちうちが起こっている原因も1つではありません。

しかし、病院などで診断を受けると
むちうちは1つとして捉えられることが多いものです。

その為、治療自体も、
どのむちうち患者さんにも同じことを行う傾向にあるようです。

では、むちうちの原因にはどんなものがあるのでしょうか？
・筋肉の緊張によるもの
・神経性の痛みによるもの
・関節のズレによるもの
・事故に合ったことによる自律神経への影響によるもの

このように様々な原因があるため、
それに応じた治療を行う必要があるのです。

むちうち治療の例

では、具体的にどのような治療を行っているのかを
少し例を挙げてご紹介していきましょう。

まずむちうちの原因には前述したように、
交通事故の時の衝撃により筋肉が過緊張を起こしているケースがあります。
その場合は、動かして痛いといいよりも、
じっとしていても痛みを感じるという方が多いものです。

そこで、痛みがある部位に直接手を触れ、
手技で筋肉の緊張度合いを見ながら
アプローチしていくという治療を行っていきます。
機械などを使うより、手で行った方が、
より筋肉の状態がより分かりやすく
的確で無理のない治療を行うことが出来るのです。

また、神経性の痛みや自律神経の不調がある場合は、
直接神経にアプローチするハリ治療を用いていきます。
基本的にハリ治療は、自賠責保険の適用外ですが、
当院では交通事故の患者さんに限り、
無料で治療にプラスすることが可能ですのでご相談ください。

詳しくは、こちらをご覧ください。

むちうち治療中の日常生活のケア

治療を行っていない時に、首に負担が来ないようにすることも非常に大切です。
そこで、治療の後に、
テーピング療法を用いて筋肉をサポートし、
負担を減らすという方法も行います。

治療効果を持続させることはもちろん、
患者さんに安心して次の来院までの時間を
過ごしてもらいたいという意図もあります。

ただテープを貼るだけではなく
筋肉の動く方向、ついている方向を知って貼ることで、
身体の動きをサポートし、時には制御する効果も持っています。

むちうちの治療というと、
牽引やホットパックに湿布が定番と思われている方も多いかもしれません。
しかし、本当に治す為には症状に応じた治療が必要だということを理解して、
治療場所を選ぶことが大切です。