整骨院が贈る「ぎっくり腰の対処法」とは?
魔女の一撃と言われる「ぎっくり腰」。
お手洗いに行くのもままならず、寝返りも辛いなど強い痛みが特徴ですね。
また一度「ぎっくり腰」を一度起こしてしまうと癖になることもあります。
「ぎっくり腰」になってしまった時、
整骨院などに治療に来るまでに自分でできる処置は何かあるのでしょうか?
多くの「ぎっくり腰」の患者さんを診てきた
整骨院だからこそ分かる対処法をご紹介します。
まずは冷やすことが先決
ぎっくり腰になってしまった時、
冷やせばいいのか温めればいいのかと悩んだ経験のある方もおられるでしょう。
正解は冷やすことです。
冷やすというと「冷湿布」が思い浮かぶかもしれませんが、
ぎっくり腰ほどの強い痛みの場合それでは不十分です。
以下の手順で冷やすようにしてください。
1.アイシング袋(氷のう)、
なければスーパーなどの袋で代用可、に氷とお水を入れます
2.患部に当て15分程度冷やし続けます
3.一時間休憩し、さらに15分冷やします
これを繰り返すことで深部まで冷やし、炎症を止めることが出来ます。
冷やす際は必ず氷とお水を混ぜることを覚えておいてください。
氷だけだと皮膚が凍傷を起こす危険性があるからです。
整骨院などに治療に来ていただく際も、
アイシングをして炎症をある程度抑えた後の方が、
治療にもかかりやすく有効です。
骨盤や腰締めて固定
炎症が取れた後も動作の動きはじめには痛いものです。
そこで、コルセットや骨盤ベルトといったものを使用して
骨盤及び腰を締めて安定させてあげてください。
もしなければ、締める力は弱いですがガードルなどを履くのでも構いません。
また寝具の硬さも重要です。
あまりに柔らかいと身体が沈み込んでしまい、
起き上がる時に踏ん張る必要があるので腰に負担となります。
逆に硬い寝具だと関節部分に負担がかかるので痛みが強くなりがちです。
いずれにしても起き上がる時は、
一度横になり手をついて支えながら起き上るようにしましょう。
また寝ている時も、
コルセットなどで安定させておく
と寝返りなどで痛むことが少なくなりますよ。
お風呂やアルコールはNG
ぎっくり腰は冷やすということをお伝えしましたが、
お風呂で温めるのも避けましょう。
温まると一時的に痛みが軽減したように感じますが、
後から炎症が強まり痛みが増長することもあります。
また湯船につかるときに腰を曲げる動作が
より痛みを増強させる可能性がありますので、
お風呂に入りたいのであればシャワーで済ませてください。
また「ぎっくり腰」は炎症が起きているので、
アルコール摂取もNGです。
アルコールが全身に回ると、
当然腰の血流もアップし痛みが強くなる可能性がある為です。
ぎっくり腰になると、
強い痛みをどうしたらいいのとパニックになりがちですが、
「冷やして固定する」という大原則を知っておいてください。
もし不安な点がありましたら、
まずはお電話でも構いませんのでご相談ください。